今年もクリスマスの季節がやってきました。
息子も10歳。サンタはやって来るのでしょうか。
”ナッツアレルギー児のクリスマス”と言えば一番頭を悩ますのが、クリスマスケーキです。最近の、お洒落で人気のお店のケーキには、なんだかんだとナッツが使われていて、甘党の息子を悩ませます。
最近では彩りのトッピングとしてピスタチオが加わった事が、目に付きます。
先日は、息子の大好きなモンブランの、それもクリーム部分(栗のペースト部分)にナッツが混ぜ込まれていて、とてもがっかりしました。モンブランは栗だけでいいでしょうに・・・と。現状のナッツアレルギー患者爆増の原因とさえ思える”ナッツ=健康”ブーム。
タルトも、スポンジもアーモンドパウダー入りが多いので、もう洋菓子店を諦めて、31(サーティワン)のアイスケーキにしてみたり、クリスマスケーキ自体を諦めてチーズケーキにしてみたり。毎年、何とかナッツ不使用のケーキを探していましたが、とうとう今年は、ケーキ自体を諦めて息子の大好物の栗きんとんを注文してみました。
沢山のお店がアレルギー対応のクリスマスケーキを作って下さっていますが、よく考えたら「なんかクリスマスケーキを食べなくてはいけない様な」洗脳に近い思い込みに囚われているようなそんな気がしてきて・・・取り合えずクリスマスケーキを買わなくてはいけない!みたいな。ナッツの危険と隣り合わせなのに、そんな自分にハッとした為、敢えて今年は、子供たちに好きなスイーツ選んでもらいました。
クリスマス感ゼロ。ついにケーキでも何でもありません。クリスマスの夜に、おっかなびっくりコンタミネーションの可能性に怯えながらケーキを食べるより、お歳暮かお正月かと突っ込みを入れたくなる、大好物の栗きんとんで安心してクリスマスが過ごせます。
チキンと一緒に並べれば、何とかなるでしょう?
最近流行りの”風呂キャンセル界隈”ならぬ、”クリスマスケーキキャンセル界隈”突入なるか・・・そういえば先日、サツマイモが沢山あったので、こんな物を作ってみました。
栗好きの息子の為に作りました、モンブラン風さつまいもケーキです。※栗要素はゼロです。
絞り袋が無かった為にジップロックで即席絞り袋を作って、さつまいもクリームを絞り出していたらどんどん穴が広がっていったパターンです。上に乗っかるは5つのさつまいも玉。
初めての手作りケーキの評判はイモでした。すべてイモ。スポンジもイモイン。オールイモ。OK。栗とさつまいもが大好物の息子には大好評でした。