自宅の庭の紅葉を見ていて、毎年思っていた事があった。
”何とかして紅葉を赤いままで飾りたい”
狭いながらも、二本のモミジの木のある庭で綺麗だな
と、枝切ばさみ片手に良さげな枝を物色。枝を手に取りどうにかして飾れないだろうかと模索してみること数分。すると、これが簡単に取れてしまうのだ。葉っぱが。・・・そう落ち葉はいつだって葉っぱだけが地面に落ちている。枝ごと落ちはしないのだ。時期が来ると枝からポロリと葉っぱが外れる様に落ちていく。だから紅葉をスワッグにする事が出来ないのか。通りで落ち葉のスワッグなる物をお見掛けしない訳だ・・・。と、妙に納得しそこで終わっていた。
しかし、今年の私は少し違っていました。秋のはじめ、まだ紅葉の色ずく前の、葉がポロリと落ちない時期に、
10種類程のサイズ展開で作成してみました。今回は、37枚の型紙を作成しました。
色はアクリル絵の具で着色しました。布用の染料と迷いましたが張りが欲しかったので、乾いた時に固くなるアクリル絵の具をチョイス。水で溶いたアクリル絵の具を厚めに塗りました。
※少なめの水で溶いた絵具に浸す要領で布に色を染み込ませ、しっかり乾かします。
地巻ワイヤー(造花を作る為の緑色の針金)に付ける
地巻ワイヤーという増加を作る時に使用する紙巻のワイヤーに、布で作成した紅葉を木工用ボンドで付け、広げてしっかり乾かしたら枝付きの葉の作成。
結構な枚数を作ったのでテーブルの上が葉っぱだらけになりました。
最後に作った枝葉を、庭からとってきた枝の付き方を見ながら組み立て、麻ひもを付けて完成です。
実物の枝を見ながら真似る様に組み立てると自然に仕上がります。
赤いままで飾れるスワッグ型のモミジの枝!
玄関にとても映える紅葉のスワッグです。リーズナブル且つ、お手軽に出来ました。
地巻きワイヤーは、簡単に折り曲げる事が出来るので実物の枝を見ながら真似て折り曲げていくと、とても雰囲気が出ます。どの材料も100均で入手出来ます。
布はいろいろな素材で試してみましたが、厚めのジャガード織の生地が一番良かったです。オックス生地などでもしっかりした物が出来上がりました。